Thermaltake Core V PC Case

キューブ型だが想像以上に大きい。作業性が良く、電源が底面配置のため、裏配線で綺麗に仕上げられる。マザボ横置き可能で重量級のCPUクーラーやGPUの負荷が垂直にかかるので、あまり荷重を気にしなくて良いのはメリット。GPUは35cmまで入るので、ほぼ問題ないだろう。

昨今ではデカいグラボがあるわ、CPU自体も爆熱になりやすいわで大変。何なら夏も暑いし作業する手も汗ばんでヒヤヒヤする。このケースはそんな悩みを全て一撃で解決し得るポテンシャルがある。まずマザーボードが横置き。この時点で評価が高い。グラボもしっかり刺さるし負荷を掛けなくて済む。つっかえ棒で解決しようとするメーカーに爪の垢でも飲ませてあげてほしい。電源はATXの汎用電源が下部にセット可能。配線はお好みだが、比較的綺麗に出来るはずだ。何より強いのは前面の大型ファンでしっかり吸気してくれる事。どんな爆熱でもしっかり空気を取り込みやすい。高さもたっぷりある為、大型の空冷クーラーもすんなり入る。私はNoctua製のクーラーを使用していたが余裕だった。背面部特に何もないが、好きなファンを取り付けられる。また、上部に増設可能なスペースもある為、超空冷にすることも可能！欠点としては、メンテナンス重視で上下左右の4枚のパネルが取り外し可能なのだが、メッシュ付きのマグネットになってるのが3枚、ガラスパネルが1枚となっている点。クーラーとファンがフル稼働した際、気になる人はいるかもしれない。また、前面パネルは取り外し可能でスポンジ製のフィルターが付いている。なのだがこのフィルター、完全固定されている。掃除する際は丸洗いくらいしないとしっかり落とせない。スポンジ製なので下手に強くやると破れてしまうのもちょっとだけ残念かもしれない。まめな人なら気にはならないだろうが、ズボラな私はちょっと気になった。総評としてはどんなパーツも入る余裕を持ち、エアフローは最高クラスに高い。各種パネルを外せる為、作業性は抜群。その代わりに静音性は犠牲になっているといった感じ。余談だが、このケースは結構デカい。買う前に寸法はよく見ておくようにしておくと泣かないで済むぞ。可能なら横置きのATXもそのうち出してくれ…。

このケースをコンパクトサイズと思って買うと、酷い目にあいます。M-ATXマザーまでのケースですが意外とデカく、自分が現在使用している4090（ゲインワード）も入ってます。標準の向きならマザーが横置きになるので、グラボの支え棒が不要になります。あと簡易水冷なら280まで、空冷クーラーならアサシン3のような巨大なものでも問題なく使用できます。電源も超花の大き目なものでも、問題なく使用可能です。バラしやすく拡張性も悪くないので自分のPC環境では、3台中2台のPCケースで使用してます。

This is an excellent case. It's easy to assemble, quiet when running and extremely customizable. The only trouble I had was in making up my mind as to how to set it up to show my own personal style. If I were to have any complaints, it would be that it is bigger than I really need. As a result it takes up too much of my desk but it is too nice to hide away under the desk. The complaints that I've read in other reviews have certainly been taken care of in the more recent models so I'd advise anyone in need of a relatively cheap, flexible and beautiful case ... this is it.

キューブ型ケースにMiniITXで構成していたが、グラボの換装でケースに収まりきらなくなり購入。ケースはかなり大きかったが、ギリギリデスクサイドに置く事は出来た。代わりにスペースとエアフローの確保が容易となり、温度が上がりにくくなったのは良。ただマザボが表裏にM.2 SSDを取り付けるタイプ(GIGABYTE AOURS AX)だったのだが、裏面のM.2 SSDがフレームに干渉して取り付けられなかったので、マザボ取付ネジを一段余分に重ねて付ける事に。その為、グラボが浮く形となりネジ穴とズレて固定できなかった。

ITXとしては大きめだが、組み立てやすく通気性もいいのでその点は〇マザボと電源のスペースが隔てられているのは雑な人間にとってはありがたい。サイズ的にはthe tower100と底面積はほぼ同じで高さが半分になったぐらい。ちなみに前面ファンは風量はあるがそれなりに音がする。卓上扇風機を弱～中で回したぐらいの音。3ピンなのでDC対応の端子でないと回転数が調整できないが、最近のマザーはPWM制御しか対応してないものも多いようなので注意。回転数を400rpm程度まで下げると風切り音はほとんど聞こえなくなる…が、わずかに低周波の音が残る。この低周波が回転数落としても消えず、ほんのわずかの音ながら自分にとっては意外と不快で、結局少し風切り音が残るぐらいの回転数に調整した。人によると思うが気になる人は注意が必要か。なお背面ファン取り付け部分はあるといえ、ITXマザーだとCHA_FAN端子が1個しかないものもあるので、活かしきれるかは不明。あとサイドパネルのメッシュは、穴の間隔が120mmファンとちょうど合うので、（理論上は）120mmファンをもう2つ搭載できることになる。80mm、92mm、140mmは合わず。たぶん正当なファンマウントではないのでエアフロー的に意味があるのかとか耐久性は大丈夫かとかは何とも言えないが、あくまで参考程度に。追記：グラボはかなり冷えない。thermatake tower 100で60℃ぐらいだったArc B580が、このケースだと70℃以上まで上がる。

空冷ならもうこれしかないかな。巨大なグラボも入るし。ファンいっぱいつけられるし、なんなら中は見えなくて良いから全面メッシュが良かったですね。注意点として、140mmファン取り付ける時は穴位置も140のものをえらびましょう。120の穴位置で固定するタイプの140ファンは金具と干渉して取り付け不能でした。

最近のGPUは大艦巨砲主義なので普通のPCケースではPCIEスロットなど色々と負荷が大きい。世間ではつっかえ棒で無理やり解決しているようだが…このケースはマザーボードを寝かせているので負担は比較的少ないと思われる。ロングセラー商品だがある意味先見性があったといえる。欲を言うならマイナーチェンジでフロントパネルにUSB-Cをつけてほしい